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7冊の本をご紹介するリレー ④

2020/05/17
7冊の本を紹介するリレー
美術ユニット・ReguRegu(レグレグ)さん → 
からご指名いただき バトンを手渡されました。
私の7冊をご紹介していきます。
4冊目は・・・

『  四月怪談  』  大島弓子  白泉社文庫  1999年

四月怪談

幼いころから たくさんの漫画を読んできましたが、
作品の中の世界に住んでみたいと感じたのは、
大島弓子さんの漫画が初めて。
読み始めたのはつい最近のことで、
今までなぜ読まなかったのか・・・とても不思議です。
文学性の高い物語と、ユーモアとシリアスの絶妙なバランス。
魅力的な登場人物・・・唯一無二の世界に
すっかり夢中です。
いつか必ず人は死にます。
不器用で生きづらくても自分らしく
死が訪れるまで生き切ろう・・・そんな気持ちにさせてくれる
大島弓子さんの作品。

ここのところ・・・古本屋さんへ行くたのしみのひとつは、
大島弓子さんの作品に出会うこと。


【 余談・・・ 】
世界中に存在するたくさんの本。
本の宇宙には、
未知の世界が無限に広がっていて
生きているうちに全部は見られないのです。
そう思うと・・・
いままでに自然と巡り会えた本との出会いは奇跡のようです。
出会ってくれてありがとう。
comment (-) @ 本

7冊の本をご紹介の巻 ③

2020/05/16
7冊の本を紹介するリレー
美術ユニット・ReguRegu(レグレグ)さん → 
からご指名いただき バトンを手渡されました。
私の7冊をご紹介していきます。

3冊目は・・・

『  銀の匙  』  中 勘助  岩波書店  1935年

銀の匙

作者は小説家、詩人、随筆家として
極めて独創的な歩みをつづけて来た人である。
幼少年期の可憐な姿を子供だけが持ちうる新鮮で鋭い感覚をもって
描いたこの作品は、かつて漱石が未曽有のものと激賞した。
童心の正義と平和と美へのあこがれとそれが容易に得られない
悲しみとの織りなすふしぎな美しさ。( 解説=和辻哲郎 )

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私は幼少期、共働きの両親が働きに出ている夜までのあいだ、
同じ町に住む祖父母の家に預けられていました。
材木店を営む祖父母の住まいは、
あちこちに階段がある4階層をなした不思議なつくりの古いもので、
下階の曽祖父母の部屋の縁側に面して
こぢんまりした庭と鯉が泳ぐ池がありました。
もぐさのお灸の香りが漂う和室の古い桐ダンスから
曽祖母がくれた溶けかかった薄荷飴やボンボン、
薄暗い納戸の梅干しの瓶の塩の結晶、若くして戦死した叔祖父の肖像画、
新聞広告の裏にちびた鉛筆で描いた落書き、客間のワニの剥製、
居間のシャンデリアのパーツ、すりガラスの模様、ボンボン時計の音・・・
さまざまなカケラが私のなかに息づいています。
私の制作活動の原点です。

『  銀の匙  』、冒頭文が特に好きです。
引き出しの奥にしまってある小箱の中を覗くとき
私自身の記憶と重ね合わせながら
原点を想いながら静かに潜りこんでいきます。






comment (-) @ 本

7冊の本をご紹介の巻 ②

2020/05/15
7冊の本を紹介するリレー
美術ユニット・ReguRegu(レグレグ)さん → 
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私の7冊をご紹介していきます。

2冊目は・・・

『  珍世界紀行 ~ ヨーロッパ編 ~  』  都築響一 筑摩書房  2004年

珍世界紀行

編集者の都築響一さんによる
ヨーロッパの珍名所コレクション写真集。

博物館の11の部屋をめぐるイメージで
約100箇所の珍名所を彷徨うことが出来る濃厚な一冊。
まさしく驚異の部屋!

第1室  蝋人形
第2室  超古代
第3室  信仰
第4室  性愛
第5室  暴力
第6室  病理
第7室  アウトサイダー
第8室  蒐集
第9室  人文・社会科学
第10室 観光
第11室 カタコンベ

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幼い頃から “変わっている” と言われ続けた私は、
いったいぜんたい人と何が違うのか、
“変”の正体とは何か?・・・考えたものです。

16年前、
書店にて出会った 『 珍世界紀行 ~ ヨーロッパ編 ~ 』。
世界には、とてつもないスケールの“変”が存在している。
私の凡庸なる“変”は、とうに祝福されている・・・、
これからも堂々と“変”であろう。
ぺージをめくるたび 胸をなでおろすのでした。
“ 変 ” は、宝物だったのです。








comment (-) @ 本

7冊の本をご紹介の巻

2020/05/15
7冊の本を紹介するリレー
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私の7冊をご紹介していきます。

1冊目は・・・

『  こどものとも (年中向き)  もりのおばけ  』
   かたやまけん (さく、え)  1969年


もりのおばけ

当時5歳の私、すっかり夢中になり、
読みすぎてボロボロになってしまった本です。
大人になってから古本屋さんで再会したとき嬉しくて震えました。
今でも大切な1冊です。

【  兄弟が森で迷って とんでもない体験をする・・・というお話。 】

ぜひ お手にとってご覧いただきたいので ざっくりすぎる説明で。

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幼年時代、
森は慣れ親しんだ遊び場でありながら、
特別な異世界でもありました。
たくさんのたのしい不思議にあたたかく包み込まれながらも、
その一方で、得体の知れぬ神聖なものの存在を
無意識に感じとっていたような気がします。
畏怖の念・・・というものなのかもしれません。
かたやまけんさん の この1冊は、
そんな森の記憶を鮮やかに思い出させてくれます。

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【 余談・・・ 】

高校生のときに見つけた本
『 長靴をはいた猫 』 シャルル・ペロー著  澁澤龍彦 翻訳 (河出文庫) 1988年
                             片山健 装画
大人になってから古書店で見つけた本
『 美しい日々 』 片山健 (幻燈社) 1969年

それぞれ、時を経て、偶然手にした2冊の本。
『 もりのおばけ 』 の〈 かたやまけん 〉さんと気付いたときの
衝撃と喜びは今でも忘れません。

本との出会いって素敵ですね。











comment (-) @ 本

LETHE NO soto MISSĒ

2020/05/12
素敵なお知らせ届く♪

れてのそとみせ

香川県高松市にて
セレクトショップ 【 quietroom クワイエットルーム 】をしている
大好きなお二人。

MさんとIさんは、ずば抜けたセンスのカタマリ。
いつも刺激をいただいています。

美しい薔薇のカード・・・

「 オンライン Short Trip! はじめました。
  名前は『 れてのみせ 』、場所は玄関前・・・
  さて、今日はどんなお店を作りましょう。
  お手持ちの機器で覗きにいらしてくださいね。 」

さっそく覗かせていただきます♪

※詳細は、コチラから → 

Mさん手書きのメッセージには、
映画7本のタイトル。
さすがのチョイスなり。
ありがとう!観るのたのしみすぎる。
comment (-) @ 日記