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BOOK

2011/04/02


  中学生の頃 いっとき

 「 BOOK 」という あだ名で呼ばれていた。

 読書家だから・・・ではなく

 髪の寝グセ。
 毎朝 まるで本を開いたようにパックリ。
 
 それで BOOK。
 複雑。

 


 小学生の頃 いっとき

 「 みなふ 」 というあだ名で呼ばれていた。
 
 3歳年上の いとこのお兄ちゃんが名づけた。
 彼は頭も良く 人気モノだったので
 命名されて なんだか誇らしかった記憶。
 呼ばれるのが嬉しかった。
 
 豆腐のように色が白いから・・・
 
 美奈子 + 豆腐 = みなふ

 ・・・・・・。


   今思うと、どうなの これ? 
  
 

 子供のころ 異様に色白だった。

 町のバスケットボールクラブに入っていて
 隣町へ試合に行った時・・・

 試合中に 監督に呼び止められ
 「 顔が真っ白だぞ 大丈夫か? 具合い悪いのか? 交代しなさい 」

 私は その時 絶好調だった。
  

 


 ニックネームって
 オモシロイ。


    
comment (-) @ 幼年時代

借景

2010/12/15
  田舎の父の実家

  こぢんまりした病院、病棟、院長先生の住まいと広い庭
  三方を囲まれるようにしてポツンと建っていた  
  ほとんど飲み込まれているようだった


  その病院、大正時代から続くようなレトロモダンの木造
  映画にでも登場しそうな情緒ある建物

 
  剪定に手をかけ過ぎず
  自然を生かした美しい植物と木々が
  季節の薫りを漂わせている やさしい雰囲気の庭

  
  2階の二間つづきの和室
  窓側の廊下の縁に立ち
  窓を開け放つ

  目の前にその庭園が拡がり  
  木の窓枠が大きな額縁のように見えた

  二間つづきの和室には 祖父と祖母がにこやかに寝起き

  床の間には書を教えていた祖父が書いた軸があり

  墨の匂いと 祖父と祖母の匂いと
  庭園の草木の匂いとが混じり合って

  何とも心地よかった

  
  雨降りの翌日
  みずみずしい草木の薫りを感じると
  祖父と祖母のやさしい笑顔と
  庭の風景が 時おり懐かしく想い出される
  
  

  
  
  


    
comment (-) @ 幼年時代

無鉄砲

2010/12/06
 

  小学生の頃

  親の教育方針で

  一日に1時間ほどしか テレビを見られなかった


  学校では

  昨日のお笑い番組、歌番組、ドラマの話で
  盛り上がっていても

  サッパリ話しについていけず
  キョトンとしていた

  
  いつだったか

  カンチョー・・・(浣腸)と言いながら

  左右の手をお祈りのポーズのように合わせ
  人指し指を突き出して
 
  お友だちのお尻に向かって
  突き刺すようにする遊び?が流行っていた

  何かのテレビ番組の影響だったのだろう

 
  私は 何を思ったのか
  
  「 一度は実践しないと・・・ 」と思い立ち

  
   自宅で 父親がイスに座る瞬間を狙って

  
   カンチョー・・・ を試みた


  角度的に 既に間違っていることにも気付かず・・・


  

  指を捻挫した

 
  父が座ったのが ソファーでなければ
  指を骨折していただろう・・・


  


    
comment (-) @ 幼年時代

お留守番

2010/12/06
  
    夏のある日
 

   小学生の私
   母からお留守番を頼まれ


   小さな弟と2人
   遊ぶ


   突然の雷雨

   弟が眼を閉じて倒れている


             雷を受けて死んでしまった・・・

   涙を流す私


 

             彼は ただ眠っているだけだった



  
  
comment (-) @ 幼年時代

閉じ込められた記憶

2010/12/03
 


 庭の鳳仙花の果実

  恐る恐る指で触れる
  
  くるん
  
  小さな種が勢いよく弾け飛び
  
  その感触が好きで

  いくつもいくつも飽きずに弾けさせて遊んだ

 

  9歳のあの頃・・・  
  
  
    
  兄が隣町に化石を採りに行くという

  リュックを背負って
  一緒に 電車で向かった あの日・・・  

 
    
  同い年の女の子と おままごとや お人形遊びをするより
  兄と兄の友だちと「ふしぎ」を見つけ出す探検ごっこが好きだった

  杉の森
  濃い緑の匂い
  木の実を拾う

  
  遠くの険しい山
  黒い水晶を採りに行く

  
  お隣の家の庭
  焼却炉の脇を掘る
  ご先祖が埋めた 古銭を大量発掘


  川の源流を辿る旅
  山の頂上まで探検
  おにぎりと水筒持参


  タイル工場の駐車場
  土に埋まった古い綺麗な形のタイル発掘

 
  夕暮れ
  街の病院裏
  防空壕跡にある洞穴
  飛び出してくる蝙蝠を観察
  

  夏の夜
  高等学校の校舎
  クワガタ探し
  木造の体育館の脇に置かれた
  陸上部の高飛び用マットの上
  ヒンヤリ
  吸い込まれるように寝転がり
  ナイトゲームの電灯に羽ばたく
  羽虫や 大きな水色の蛾を眺めていた  

  
  
  隣町

  川沿いの崩落した小山

  足元に広がるカケラ

  粘土質の土が乾いてパリッと割れたような石
    
  手にとってみると

  石の断面

  大きい葉っぱや小さい葉っぱ模様がいくつもいくつも閉じ込められ
  
  貝殻もある

  お兄ちゃん ここは 海だったの?


  生まれて初めて見る化石に興奮

  夢中で集めた


  大切に大切に持ち帰り

  紙箱に丁寧に並べた化石は宝ものだった・・・はず

  あの時の化石

  どこへやってしまったのだろう・・・


  
  この本に出会った時 
  あの時の気持ちが蘇ったのかもしれない

  
  『 植物化石 ~5億年の記憶~ 』 INAX ブックレット 1,575円 
  

   紙箱に並べた あの時の化石を
   もう一度 見てみたい

   
comment (-) @ 幼年時代