あれこれ

 24,2013 01:26
 
   最近気になったあれこれ。
   いつか、きっと この眼で・・・。

  
   ■ インターメディアテク → 

   ・・・・・・・・・・・・・・・公式サイトより

   日本郵便株式会社と東京大学総合研究博物館が
   協働で運営をおこなう公共貢献施設が
   丸の内JPタワー内にオープンしました。
   
   施設の位置する旧東京中央郵便局舎は、
   昭和モダニズムを代表する歴史建築として
   知られていた5階層のビルで、
   その2・3階部をミュージアム・スペースとして改装し、
   誕生したのが「インターメディアテク」(IMT)です。
   
   この呼び名は、
   各種の表現メディアを架橋することで
   新しい文化の創造につなげる
   「間メディア実験館」に由来します。
   
   その活動の舞台となるのは、
   東京大学が1877(明治10)年の開学以来
   蓄積してきた学術標本や研究資料など、
   「学術文化財」と呼ばれるものの常設展示です。
   
   歴史的な遺産を、
   現代の都市空間のなかで再生させるデザイン技術は、
   「インターメディアテク」の展示の見所のひとつです。
   
   特別展示やイベントでは、
   大学における最先端科学の成果や
   各種表現メディアにおけるユニークな創造を、
   常設展示の世界観と融合させながら、随時公開します。
   
   この施設では、
   大学の主導する教育研究活動の一環として、
   これまでにない複合教育プログラムを実践するとともに、
   教育研究の成果を広く伝えるための、
   オリジナルグッズの開発販売もあわせておこないます。

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   ● 常設展示 _COLONNADE 2 COLONNADE 3

      MADE IN UMUT-東京大学コレクション
      2013.03.21-

   東京大学は明治10(1877)年の創学以来、
   数多くの学術文化財を蓄積してきた。
   
   これらは、たしかに過去の遺産である。
   しかし、同時にそれは、
   われわれが現在から未来に向けて活用すべき
   リソースでもある。

   このことを実証してみせるべく、
   われわれは歴史的な遺産を可能な限り収集し、
   それらを現代のニーズに叶うよう、
   「ReDESIGN+」すなわち装いを改めて
   再利用することにした。

   「インターメディアテク」が
   旧東京中央郵便局舎という、
   かけがえのない歴史遺産の「転生」と
   「継承」の上に建つように、古い建物を改修し、
   新しいミュージアムへと生まれ変わらせる。
   これもReDESIGN+である。

   しかし、だからといって、ReDESIGN+を、
   ただ単なる装いの改変と考えてはならない。
   
   ReDESIGN+は、
   日本語の「デザイン」という言葉がそうであるように、
   見かけの問題であると同時に、
   モノの見方や世界の見方に関わる認識論的な問題提起でもある。
   
   展示物の配置にあたっては、
   来館者導線を想定するという
   常套的手法をあえて採用しなかった。
   自分の眼で見て、発見し、驚くという体験の場を、来館者、
   とりわけ若い世代に体験させる場としてのミュージアム空間。
   「インターメディアテク」の目指すものはそこである。
 
   展示スペースは、
   旧局舎が昭和初期を代表する
   モダニズム建築であるという与件を踏まえ、
   レトロモダンの雰囲気を醸し出す空間演出を
   デザインの基調としている。
   
   展示空間内は、建物のオリジナル・デザインを尊重し、
   21世紀の感受性に働きかける折衷主義的様式美——仮称
   「レトロ・フュチュリズム」——の実現を企図した。

   このことにより、19世紀から21世紀まで、
   足かけ三世紀に亘る時代を架橋して見せる。
   それが「インターメディアテク」の
   デザイン戦略の基本となっている。

   この企図に従い、
   博物館に保存蓄積されてきた
   戦前の木製什器をReDESIGN+し、積極的に再利用した。
   
   一方、モダンの感覚を生み出しているのは、
   肉厚グリーンガラスを主材料とする
   組み立て式展示ケースである。
   それらは「インターメディアテク」オリジナルの
   プロダクト・デザイン研究の成果の一部である。
 
   このような基本理念としての「ReDESIGN+」と
   基調としての「レトロ・フュチュリズム」のうえに、
   常設展示の中核をなすのは、
   総合研究博物館の研究部ならびに
   資料部17部門の管理下にある自然史・文化史の学術標本群である。

   ミンククジラ、キリン、オキゴンドウ、アカシカ、
   アシカの現生動物、さらには幻の絶滅巨鳥エピオルニス(通称象鳥)
   などの大型骨格については、本展示が最初のお披露目の場となる。

   また、(旧)医学部旧蔵の動物骨格標本と教育用掛図も、
   本格的な公開は今回が初めてとなる。
 
   もっとも体重が重いとされる絶滅鳥エピオルニス、
   もっとも身長が高いとされる絶滅鳥モアの巨大卵殻、
   世界最大のワニと目されるマチカネワニの交連骨格、
   さらにはペルーのクントゥル・ワシ遺跡で発見された
   南北アメリカ大陸最古の金製王冠、
   人類進化の歴史を塗り替えたラミダス原人化石歯の第一号標本、
   19世紀に制作された巨大ダイヤモンド・コレクション、
   世界最大金塊、世界最大白金塊、
   弥生時代の名称の起源となった第一号壺型土器など、
   専門研究の枠を超え、
   社会的に大きなインパクトを与えた歴史的標本は
   精巧なレプリカで見ることができる。
 
   歴史的な標本として博物館資料部岩石・鉱床部門所蔵の
   「被爆標本」も特記に値する。
   被爆直後に東京帝大の学術調査隊が長崎浦上天主堂で回収した
   「獅子頭」は、「被爆標本」コレクションのなかでも、
   出自来歴を確認することのできる貴重標本のひとつである。

   総合研究博物館小石川分館に収蔵されていた、
   明治・大正・昭和前期の歴史的な学術文化財コレクションも、
   収蔵用什器を含め、展示に供されている。
 
   また、学外の機関・団体からのコレクションの寄託ないし
   貸与もいくつか実現した。
   主なものとして、財団法人山階鳥類研究所の所蔵する
   本剥製標本(多くは昭和天皇旧蔵品)、
   江上波夫収集の西アジア考古資料コレクション、
   岐阜の老田野鳥館旧蔵の鳥類・動物標本、
   江田茂コレクションの大型昆虫標本、
   仲威雄収集の古代貨幣コレクション、
   奄美の原野農芸博物館旧蔵の上記マチカネワニを
   挙げることができる。
 
   資源獲得やエネルギー供給に限界が見え始めた
   現代社会にあって、蓄積財のReDESIGN+活用は
   人類にとって喫緊の課題のひとつであるといっても
   過言ではない。

   そうした認識に立って、
   われわれは先端的なテクノロジーと伝統的な
   モノ作り技術の融合を図りながら、
   今後の活動に取り組んでいくことになる。

   われわれが謳う「Made in UMUT」の掛け声には、
   来るべき世代に向けての
   ささやかなメッセージが込められている。

  
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   ■ 映画 『 ハーブ&ドロシー 』 → 

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