雪解け・・・

 27,2013 22:17
  陽の光りに春の気配

  鼻腔で感じる微かな季節の鼓動   

  札幌にも
  雪解けハジマリ
  冬眠から起きだすように
  街が輝きだす  

  ・・・とはいっても
  小学校の校庭、いまだ一面の銀世界
  遊具や鉄棒
  雪に埋もれて
  子どもたちの気配、皆無。

  本日の最高気温6℃


  街角から
  時折感じる灯油の匂いで
  ふと
  遠い記憶よみがえる。
 
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・  

  幼きころの冬の想い出。

  両親は、3人の子どもを育てながらも 
  スポーツをはじめ 文化的な習い事をいくつもしているような
  大変 活動的な面白い人たちで
  たくさんの友人に囲まれて
  楽しく生きていた。


  父は、弓道、テニスなど
  何でもこなし
  町の野球チームに所属  
  スポーツ万能なだけでなく、
  歌うことも大好きで 
  20代の頃から 
  母と一緒にコーラスも続けていた。

  母は、華道、書道、編み物を習ったり、
  多趣味で多才な人
  特に字がとても上手かった。
  
  この多才でアクティブな夫婦から
  いったいどうして
  内向的でボンヤリした私が生まれてきたのか
  不思議。

  それは さておき・・・
  
  父と母はスキーが大好きで
  若き日は町のスキー大会で優勝したんだよ・・・と
  新聞を見せてもらったことも。
  
  私と兄と弟は
  幸か不幸か小学校にあがる前から 
  スキー場に連れ出されることに。

  まだ星の輝く真冬の早朝
  防寒タイツをはかされた。

  車酔い
  人見知り
  リフトに乗るタイミングが分からない
  降りるタイミングも分からない
  死に物狂いで急斜面を滑り降りる恐怖
  足痛い・・・泣いてばかり
  楽しい記憶ほとんど無い。

  ・・・と今日まで思っていたけれど

  好きだったこと
  ちらほら あった。

    
  ● 寒い雪山から開放され
   足に不自然にくっついていたスキー板をはずし
   ロッジの中に入った瞬間
   あたたかな薪ストーブや灯油ストーブの匂いと
   カレーやラーメンの匂いが入り混じった
   独特な空気に包み込まれる。
   
  ● ゴツゴツしたスキー靴のまま
   ロッジの床の上を不器用に歩く感じ
   「 ゴツゴツゴツ・・・」と 
   やさしい音をたてるのを聴く。

  ● ロッジ内のストーブで暖まりながら
   目の前に迫り来る急勾配の雪山を
   滑り降りる人たち
   窓越しにボンヤリ眺める。

  ● スキーウエアの上着を脱いだ
   サロペット姿の大人たちを眺める。
  
  
   ヘンテコなことばかり。
   好きだったな。

   
   いつも 
   遠い日の記憶は
   匂いによって
   蘇るものですね。
  
   ・・・・・・・・・・・・・・・

 
   札幌の雪解けを感じながら
   明日も
   まだ見ぬ風景を探しに
   出かけてみます。
  
  
  
   

  
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