大きな木

 28,2012 19:29
  緑の多い 閑静な住宅街

  一軒の邸宅の庭に
  大きな大きな木が一本。
  
  

  欅( ケヤキ ) かしら

  庭木にしては 目を見張る大きさ・・・
  
  時折 やわらかな風に撫でられ
  細かな葉をサラサラ揺らし
  行き交う人々をいつも見守っていてくれる
  そんな気がして・・・。
  

  私 「 ずっと ここにいらっしゃるのですか? 」


  木 「 サワサワ サワサワサワ  サワサワ・・・。 」   

 

  遠い昔・・・

  武蔵野一帯が深い森だったころは
  たくさんの木の仲間たちと一緒に
  楽しく過ごしていたかしら?
  
  

  大きな木が サワサワサワサワ 微笑んでいる気がした。


 


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  

  映画 『 セラフィーヌの庭 』 を観た。

  主人公のセラフィーヌも
  風の流れる草原に佇む大木に登り
  おおらかに伸びる枝に身を任せ
  キラキラ木洩れ日や
  爽やかな風、鳥たちの声に 静かに心を寄り添わせていた。

  植物や木は いつでも 穏やかに そこにいてくれた。
  
      
  
  身の回りの物で絵の具を生み出すシーンがある。
  川辺の泥、草木、動物の血液・・・
  次から次へと愛用のカゴに収め 自宅へ持ち帰り調合する。

  絵を描きたいから描く・・・という
  純粋無垢でシンプルな衝動が
  美しかった。

  

  映画 『 セラフィーヌの庭 』    
  1912年、フランス・パリ郊外のサンリス。
  貧しく孤独な女性セラフィーヌの日々を支えていたのは、
  草木との対話や歌うこと、そしてなによりも絵を描くことだった。
  ある日、彼女はアンリ・ルソーを発見し、
  ピカソをいち早く評価した
  ドイツ人画商 ヴィルヘルム・ウーデに見出され、
  その後、彼の援助のもと、
  個展を開くことを夢見るようになる。
  そんな中、第一次世界大戦が起こり……。



  
    
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