雨粒とシャボン玉とコットンパール

 07,2011 03:24
  11月の雨あがり

  雨粒の匂いが残るひっそりした住宅街の片隅
  一軒のフレンチレストラン。

  
  豊かな緑に覆われるように佇む重厚な木造一軒家
  開かれたドアと窓からはオレンジ色の明かりが柔らかく流れ出し
  曇天の空と溶け合って なぜだか懐かしさを覚えた。

  例えばお風呂上りに 石けんのかすかな香りを感じ
  子供の頃の1ページが鮮明に浮かんだ・・・
  そんな一瞬のカケラのようなモノだった。

  
  友人Mの結婚式。
  
  
  彼女が纏ったアイボリーのドレス 繊細なレースの陰影

  小花の花冠、コットンパールの三連ネックレス

  みずみずしいブーケ

  幸せが零れ落ちるほどの笑顔がまぶしくて

    
  新婦のMと初めて会ったのはいつだったのか・・・
  
  切手市
  活版活字の展覧会
  人形作家さんの展覧会

  友人でもないのに 度々遭遇。
  同じ蜜を求め 集まる蝶々のように

  いつの間にか 顔見知りになり
  大切な友人になった
  

  あれから 何年経ったのかしら?

  
  親族と 親しい友に囲まれて
  新郎新婦は はにかみながら
  愛を誓った


  やわらかい光りを受けた大小のシャボン玉
  のアーチを抜けて
  新しい道を歩き始めた2人
  おめでとう! お幸せに!


  首にかけた コットンパールの首飾りの
  一粒 一粒 が 彼女自身が生きてきた人生の
  一歩一歩を やさしく映し出しているような
  そんな気がした。


  

  
  

      
  

   

  


  

  
    

  

  
スポンサーサイト

Latest Posts